辻仁成氏、医療従事者へのコロナ差別に警鐘「使命感や気概を削ぐことになったら…困るのは差別したあなた」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200424-04240109-sph-ent
https://www.designstoriesinc.com/jinsei/daily-524/

4/24(金) 16:37配信

 フランス・パリ在住の作家でアーティストの辻仁成氏(60)が24日、
自身のブログを更新。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、
医療従事者への差別に警鐘を鳴らした。

 辻氏は「コロナ差別、コロナ偏見こそ国を亡ぼす最も危険な毒性」のタイトルで記事をアップし、
「医療従事者のへ偏見と差別が拡大している、というニュースだ。
専門家会議の尾身さんが、『今日特に強調したいことがある。
様々な場所で偏見と差別が起きてしまっている。こうした影響は医療従事者の家族へも向かっている』と強く訴えていた。
ちょっとびっくりする信じがたい内容だった」と記述。

続けて「すると、看護師をしているうちの親戚から、『看護師さんがお子さんと公園かどこかで遊んでいたら、
多分、非番の日だったのかな、近所の主婦の代表のような人が近づいて来て、
どこどこ病院で働いている方ですよね、時期が時期ですから来ないでもらえますか、と言われたみたい。
どう思う、ひとちゃん。泣きたくなるわ』というメッセージが届いたのだ」と明かした。



 「医者さんや看護師さんが頑張ってるのは日本を救いたいという強い使命感からだ。
『ここに来ないでもらえますか』は、全国の医療関係者へ向けた悪魔の侮辱であり、
責務を果たそうとしている人たちの意志をへし折る悪魔の言葉だ」と訴えた。

 また辻氏はツイッターでも「医療従事者への差別や偏見は本当にダメだ」と繰り返し、
「人間としてあかんだけじゃない。今、その差別や偏見がきっかけで、
医療従事者の皆さんの強い使命感や任務を果たそうとする気概を削ぐことになったら、
困るのは差別したあなたなのだよ。コロナは人間を選ばない」とつづっていた。

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