タレントで俳優の武田真治(47)が19日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。人生初の挫折を味わった時に、忌野清志郎さんの言葉に救われた過去を明かした。
 芸能生活30年となった武田は、20代後半までは挫折もなく「全部思い通りで、全部願ったよりも叶っちゃうみたいな。失恋もしたことなかった」と言い、20代後半に顎関節症を患った時に「初めて人生に挫折して、
大人になってから挫折しちゃってるんで相談相手もいなくて、ひきこもっちゃったりして」と明かした。

 そして「だめになった時に(忌野)清志郎さんに出会って救ってもらった」と告白。「サックス、完全でもなかったけど(清志郎さんが)“君でもいいよ”って言ってくれて、受け入れてくれて」と、
清志郎さんのツアーに参加。そこで「大失敗した。とんでもない音ひっくり返しちゃって」と振り返り、バス移動時のビデオを見てのライブ反省会で、「自分がやらかしてんの分かってるから(清志郎さんに)
謝りに行ったら“じゃあ、きょうのはリハーサル、明日の本番は頼むね”って、それだけだった」と回顧。「未来見てくしかないみたいなメッセージだったのかな。もういろんなことが腑に落ちて、
だから清志郎さんに会ってなかったら…16小節しか吹けないような状態の時“いいからやってみろよ”って言ってくれたのが大きかった」と話した。
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