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【演劇】 苦境に陥る劇団員
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0001影のたけし軍団ρ ★
垢版 |
2020/04/15(水) 16:06:23.26ID:6KE1YZTe9
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの劇場公演が中止や延期となった。
自らの表現の場を失っただけでなく、アルバイト先も外出自粛要請の影響で客足が減って苦境に陥る劇団員も多い。

東京都墨田区を拠点にして活動する劇団「シアターキューブリック」(緑川憲仁代表)が、
結成20周年記念として9日から15日まで開催する予定だった「幸せな孤独な薔薇(ばら)」の公演を延期するまでを追った。

「劇団としても(新型コロナウイルスの影響から)お客さんを、皆さんを守りたい」
1日午後、「シアターキューブリック」に所属し対外交渉や広報などを担当する女優の奥山静香さん(41)が、
区内で稽古(けいこ)のために集まった出演者らに1年以上先に公演が延期となったことを告げた。

いつも笑顔を絶やさない奥山さんの目は真っ赤だった。

「このメンバー(座組)で、来年改めてやりたい。都合の悪い人がいれば申し出てほしい」と呼びかけると
出演者から冗談交じりに「そんな先のことなんて、生きているかどうかも分からない」という声も漏れた。

「パンフレットの写真が使えるうちにやりたいなあ」
若い俳優は男女問わず、年齢でイメージが変わることがあるため、あまり先には延ばしたくないが、
新型コロナウイルスの影響がいつまで続くかが見通せず、また、出演者・関係スタッフのスケジュールもあるため具体的な日程は調整中という。

稽古は3月2日から始まった。墨田区を中心にいくつかの稽古場で、連日のように稽古を繰り返してきた。
しかし、開始当初から新型コロナウイルスの影響は稽古場にも表れていた。

臨時休校中ということもあって、奥山さんの小学6年生となる次男は、稽古場の片隅で宿題をしていた。
次男同様、休校中で外へ出かけることがなくなった高校2年生の兄と家で一緒では、勉強がはかどらないからだという。

「最前列は出演者と距離が近いから空けないといけないし……」「グッズで手作りマスクを売ろうか」

劇場公演で席を減らすことは、興業収入に大きな影響を及ぼす。
グッズ販売も大事な収入だが、握手などは控えざるを得ず収益的に厳しくなることが予想され、
「シアターキューブリック」の緑川代表(44)は「4月に公演を開催しても赤字になることは覚悟していた」と語る。

なぜ、演劇にこだわるのか。奥山さんは「単に生活するために演劇を続けていたら、新型コロナウイルスの問題の前に破綻していた」と話す。
それでも、こだわって演じ続けたのは「演劇を鑑賞すること・表現すること、両方の経験で人として救われた」からだという。

そのうえで「『生きる、生きている』という思い、自分が『生きていていいんだ』と感じることができる芸術が演劇。
(オンラインで)デジタルで表現することも良い。でも、(同じ空間で)アナログな人と人の感情のエネルギーを
芸術として得ることのできるからこそ演劇だ」とも力説する。

緑川代表は「芸術文化は衣食住、医療、交通インフラに劣らず、必要不可欠なものだと思っている。
このまま芸術文化の活動がストップし続けた場合、すでに名前の通った方々は、ストックも活用してさまざまなな工夫をして活動をするかもしれない。

でも、その先人に続く、新たな才能や、新たな作品が生まれにくい世の中になり、暮らしの豊かさが衰退する様子が目に浮かびます。
一人の人間として、そういう国になってほしくない」と演劇だけでなく、芸術全般の将来に与える影響を危惧している。

出演者たちの多くは飲食業やサービス業でアルバイトをして日々の生活を支えている。
新型コロナウイルスの影響を最も受けている業種ということもあり、不安は尽きない。
https://mainichi.jp/articles/20200414/k00/00m/040/334000c
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