2020年4月14日 13時38分
https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2020041402100100.html

タレントのヒロミ(55)が14日、新型コロナウイルスの感染拡大で収入が落ち込んだ世帯に現金給付する方針を政府が固めたことについて、
政治家と庶民と間に金銭感覚の違いがありすぎると指摘した。
「月何十万円で暮らしている人とかの気持ちがたぶん分からないと思うんだよね。たぶん政治家のエラい人たちって、みんなお金持ちだから。
 20万円でできるだろうってどこまで本気で思っているのか。じゃなかったら、あんなにお茶をゆっくりと飲めないよね」
政府は当初、収入が急激に落ち込んだ世帯に20万円を現金給付する方針で調整に入っていたが、その後に30万円とすることに決めた。
安倍首相が歌手で俳優の星野源の楽曲とともに自宅でお茶をすすりながらくつろぐ動画SNSに投稿したことを引き合いに出し「総理大臣なのか…。
 SNSみたいの見たら、この人、王様なんじゃないかと思って、まじで」と皮肉たっぷり。格差社会が如実に表れていることを憂えた。
さらに「実質経済は(自営業者や中小企業など)そういう人たちで支えられているわけで。大企業は余剰金がいっぱいで耐えられる。けど、
 1カ月耐えられないという人の気持ちがたぶん分からないんじゃないかな? エライ人たちは」とも語った。
ヒロミ本人も仕事が減り、日ごろはテレビを見ながら過ごしているという。
その影響は一緒に仕事するスタッフにも波及しており、「国民とかが我慢していろんな対応するのは限界がある。俺にも限界がある。国が
 やらなきゃいけないのに、国はやらない。ニュースとかで『やってほしい』と言っているのにやらない」と怒りをにじませた。

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ヒロミ