阪神・谷本修球団副社長兼本部長が12日、電話取材に応じ、新型コロナウイルスに感染した藤浪晋太郎投手(26)ら3選手は、退院から少なくとも2週間は自宅で静養させる方針を明かした。

「(入院と合わせて)ほぼ1カ月を棒に振る感じです。ちょっと体力が落ちているでしょうし、すぐに動けないというのもあるでしょう」

伊藤隼が5日、藤浪が7日、長坂が8日に退院した。地域の医療関係アドバイザーとの相談を続けているが「(感染者は)退院してからも2週間は自宅で静養した方がいい」というガイドラインに従う。チームが活動を再開しても、3選手は自宅待機が続く可能性もある。

チーム全体の活動も極めて慎重だ。再開時について「簡単にいえば、施設開放。かなり時間と人数を限って開放する形になる」と説明した。第一歩は団体での練習でなく、施設の使用解禁という形になる。ウエートトレーニング室なども通常の使用可能な人数の半分以下で行う。

新たな体調不良者はいないが、活動再開の時期は未定。「ことし一年、ずっと慎重に」と強調した。

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4/13(月) 5:00配信