TBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(後8・57)が3日に新型コロナウイルスによる肺炎のため先月29日に死去した志村けんさん(享年70)を追悼する
特別編として放送され、平均世帯視聴率は20・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率だったことが6日、分かった。志村さんの知られざる素顔を垣間見られる番組に、
老若男女、日本中が釘付けとなった。

 同番組は、昨年4月5日に放送された志村さんをスタジオゲストに迎えた番組映像を再編集して放送。志村さんがあまり話すことのなかった自身の人生や両親のこと、
お笑いを志した理由、さらにリーダーのいかりや長介さんへの思いを語っている。原点である「8時だョ!全員集合」や「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の映像も
ふんだんに盛り込まれた。

 番組MCの中居正広(47)は「今からちょうど1年前、志村さんがゲストで来てくださいました。ご自身のことをめったにお話されない志村さんですが、この金スマで
生い立ち、ドリフターズ、そしていかりやさんへの思い、私たちがほとんど知らなかった今までの人生のことをたくさん話してくれました」と回顧。
「僕自身もジャンルは違いますが、たくさんの影響をもたらしてくれた一人です」といい、「ご自身が出られた放送も楽しく見てくれたそうです。今夜は特別編です。
志村さんが1年前『最初で最後だなあ』と話してくれたこと、笑いにかけた人生を今一度ご覧いただきたいと思います」とコメントし、しのんだ。

 志村さんの追悼番組では、1日放送のフジテレビ「志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう」(後7・00)は平均世帯視聴率21・9%の高視聴率を記録している。

スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00000100-spnannex-ent