カプコンの人気ビデオゲームをハリウッドが実写化した映画『モンスターハンター』は、予定通り9月に世界公開を予定していると、製作会社コンスタンティン・フィルムのCEOマルティン・モスコヴィッツがDeadlineに明かした。

 新型コロナウイルスの世界的流行により、ハリウッドでは新作映画の製作休止や公開延期、全米では映画館の閉鎖も余儀なくされている。ドイツが本部となるコンスタンティン・フィルムも、従業員に感染者こそ出ていないものの、30作品以上が製作休止状態にあるという。

 コンスタンティン・フィルムは、9月4日日米同時公開の『モンスターハンター』も製作しており、マルティンは同サイトに「『モンスターハンター』は現在も9月世界公開を予定しています」とコメント。作品はすでに完成済みで、「今週にも(作品を)納品するつもりです」と明かしている。

 『モンスターハンター』は、巨大砂嵐によって異世界に迷い込んだエリート部隊のリーダー・アルテミスが、ハンターと共に巨大モンスターに立ち向かう姿を描くアクション。『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督がメガホンを取り、ミラ・ジョヴォヴィッチ、トニー・ジャー、ロン・パールマンが出演。また、女優の山崎紘菜が、ハンドラー(受付嬢)役でハリウッドデビューを果たす。(編集部・倉本拓弥)

2020年4月1日 11時55分
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