サッカーJ1のヴィッセル神戸は、チーム関係者の1人が新型コロナウイルスの検査で、陽性と判定されたと発表しました。チーム内で感染が確認されたのは、元日本代表の酒井高徳選手についで2人目です。

ヴィッセルによりますと、このチーム関係者の1人は体調不良はありませんでしたが、酒井選手の濃厚接触者だったため、チームドクターの判断で31日午前に、新型コロナウイルスに感染しているかどうかを確かめる検査を受けた結果、31日夜、陽性と判定されたということです。

このチーム関係者には発熱や、せきなどの症状はないということです。

チーム内で感染が確認されたのは、30日の酒井選手についで2人目です。

このほかに現時点ではチーム内で体調不良を訴える人はいないということです。

ヴィッセルは、事務所やグッズショップなどの関連施設を休業し、選手たちは今月6日までオフの予定で、練習再開の時期については慎重に検討しています。

ヴィッセルは「引き続き保健所の指導のもと、濃厚接触者の特定と施設の消毒に努める」としています。

2020年4月1日 13時11分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200401/amp/k10012361971000.html