米アイダホ州のブラッド・リトル州知事がこのほど、トランスジェンダー女性の女子スポーツ大会への出場禁止を盛り込んだ法案に署名。
法律として成立した。

今回アイダホ州で可決した法案は2つ。
法案「H.B.500」(通称”女性のスポーツ法”)は、男子学生が女子向けの競技団体に所属したり、女子のスポーツ大会には出場できないというもの。

選手の性別は「生殖器官、遺伝子構造、そして内因的に作られたテストステロン値によってのみ決められる」と規定している。
またもうひとつの法案「H.B.509」は、トランスジェンダーの人々が自らの性自認によって新しい出生証明書を取得することを禁じるものだ。

H.B.500より
https://legislature.idaho.gov/sessioninfo/billbookmark/?yr=2020&;bn=H0500

アメリカ自由人権協会(ACLU)は「トランスジェンダーの権利侵害にあたる」と批判。
「差別的かつ憲法違反であり、また酷く有害なアンチ・トランスジェンダーな法律」だとリトル州知事を扱き下ろした。
またトランスジェンダー女性のリンジー・へコックス選手も「存在しない問題を解決するための法律」「不公平」と不満を語っている。

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