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2020年3月21日

流行ファッションの発信拠点として知られる「SHIBUYA109渋谷」(東京都渋谷区)が4月27日までの期間限定で、食べ歩き用の唐揚げ「nicokara(ニコカラ)」を発売している。ファッションだけでなく、渋谷発の食文化の提案にも力を入れる狙いだ。

 タレントの藤田ニコルさんが「看板商品プロデューサー」に就任し、食品会社日本ハムと協働して商品開発した。高校時代に友人と「からあげ部」を作るほど好きだったという藤田さんが「タピオカの次は唐揚げだと思った」と発案。衣をピンク色に近づけて可愛さを演出し、フライドポテトをトッピングして魅力を上げた。さらに食べ歩きしやすいようにパッケージをクレープ風に仕上げた。

構想から発売まで約7カ月かかったといいい、藤田さんは「けっこうボリュームがある。友達とシェアすれば、よりハッピーになる」と笑顔で話す。

販売場所は地下2階の109直営「イマダキッチン」。109が開業40周年の昨年6月に食文化も発信していこうと整備したフードフロア「MOG MOG STAND」の中にあり、定期的に食べ歩きに適した食文化、メニューを提案している。(木村浩之)

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