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2020年シーズン開幕で見つけた今季要注目のJリーガー(7)江坂任(柏レイソル/MF)

思わず記者席で立ち上がってしまうほど、鮮やかな先制ゴールだった。

13分、右サイドのオルンガからのグラウンダーパスをエリア手前で受け取ると、寄せてきたDFを巧みなステップで抜き去り、左足を一閃。
対角線上に放たれた鋭い一撃は相手GKの指先をかすめ、瞬く間にネットへと吸い込まれた。

2年ぶりにJ1の舞台に戻ってきた柏レイソルは、この一撃で勢いに乗ると、怒涛のゴールラッシュを展開。北海道コンサドーレ札幌相手に4ゴールを奪い、4−2とJ1復帰戦をド派手に飾っている。

「いい位置で受けられましたし、受けてからも落ちついてDFを見られたのがよかった」

江坂任は、自身の先制ゴールを冷静に振り返った。

この先制点だけではない。20分には絶妙なフィードを背後のスペースに落とし、オルンガのゴールをアシスト。
さらに58分には、カウンターの流れからチームの3点目も奪っている。2得点1アシストと文句なしの活躍で、勝利の立役者となったのだ。

J1に復帰した柏において、最も注目を集めているのがオルンガだろう。

ケニア出身の長身ストライカーは、昨季のJ2でまさに規格外のパフォーマンスを披露。高さ、スピード、パワーといずれもケタ外れで、J2においては"反則級"の存在だった。
シーズン通算27ゴールを奪い、1試合で8ゴールという漫画のような記録も残している。

この札幌戦でも、オルンガは圧巻のパフォーマンスを披露した。追いつかなそうなボールにも余裕をもってたどり着き、カウンターからふたつのゴールを決めている。
ひとつひとつのプレーで観衆の度肝を抜き、完全にこの日の主役となっていた。

しかし、インパクトではオルンガに及ばないものの、気の利いたプレーで攻撃の流れを生み出していたのは、トップ下でプレーした背番号10だった。
貢献度で上回った江坂こそが、この日のマン・オブ・ザ・マッチにふさわしい。

宇佐美貴史、柴崎岳らと同じ「プラチナ世代」と呼ばれる1992年生まれ。だが、そのキャリアを振り返れば、決してスポットライトを浴びてきたわけではない。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200316-00888440-sportiva-socc
3/16(月) 6:00配信

https://www.youtube.com/watch?v=QiXo9Wl6SKY
【柏レイソル】選手応援歌 江坂任

https://www.youtube.com/watch?v=KdpjBWj6zwo
【公式】ハイライト:柏レイソルvs北海道コンサドーレ札幌 明治安田生命J1リーグ 第1節 2020/2/22