2020.3.18
http://www.zakzak.co.jp/spo/news/200318/bas2003180003-n1.html

新型コロナウイルスの影響で開幕が延期されたプロ野球。対策に万全を期したいならば、女性との交際関係など
極めてプライベートな領域まで踏み込まざるを得ない。
プロ野球とJリーグの対策連絡会議で、12日に専門家チームは「選手本人だけでなく、選手と頻繁に接する方々も
 同様の対応が必要。特に関係者や家族を含めた対策の徹底が重要」と提言。
外出の際の行動記録や日常的な体温の計測を、選手や関係者にとどまらず家族にも求めている。
巨人・今村球団社長は「提言いただいたことが、開幕する条件だと思っている。先生たちのおっしゃったことを
 100%実現するように努力するということ」とし、いまだ日程が決まらない開幕を迎える上で重大な意味を持つとの認識だ。
巨人では提言を受ける前から、感染予防策の一環として選手、チーム関係者と家族にガイドブックを配布。
検温や万が一の感染の備えとして、行動記録への協力を要請しているが、ある選手はこんな悩みを打ち明ける。
「今、彼女と同棲を始めて半年なんですよ。球団にも言ってないし。報告したら広まっちゃいそうで。この状況で、
 もし彼女が熱を出したりしたらまずいですよね…」
巨人関係者は「誰と同居しているかとか、交際関係までの報告は求めていない」と話すが、球団が把握できていない
濃厚接触者の存在が、感染症対策の支障となりかねない。
そこでパ・リーグのある球団では、「交際相手も家族としてカウントしたいので、なんとか協力してほしい」と選手に
頭を下げているほどだ。

http://www.zakzak.co.jp/images/news/200318/bas2003180003-p1.jpg
原監督