2020年3月18日 12:00
https://www.excite.co.jp/news/article/SportsHochi_20200318_OHT1T50061/

糖尿病から右足を切断したプロレスラーの谷津嘉章(63)が18日、東京・渋谷区のサイバーエージェント本社で会見を開き、
日本初のプロレス用義足でリング復帰することを発表した。
舞台はサイバーエージェント・藤田晋社長が実行委員長を務めるDDTプロレス年間最大のビッグマッチ
「Wrestle Peter Pan 2020」(6月7日・さいたまスーパーアリーナ)に決まった。
レスリングで1976年モントリオール五輪8位、1980年モスクワ五輪では幻の代表だった谷津は、
プロレスでは1988年にジャンボ鶴田さん(故人)と世界タッグ王者に輝いたレジェンド。
昨年春にDDTプロレスに参戦していたが、持病の糖尿病の悪化から6月に右膝の下から切断する手術を余儀なくされた。
義足を付けてリハビリに励み、東京五輪の聖火ランナーに選ばれ、今月29日に栃木・足利市での聖火リレーに義足で参加する。
プロレス復帰にあたって、義肢装具の川村義肢(本社・大阪)が、日本初のプロレス用義足を製作する。
会見には、川村義肢の川村慶社長、DDTプロレスの高木三四郎社長が同席した。
第二のプロレス人生をスタートさせる谷津に対して、国内最大級のクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」で、
「何度でも立ち上がる!プロレスラー谷津嘉章応援プロジェクト『義足の青春』」が開設され、活動支援金を募ることが発表された。
6月7日のさいたまスーパーアリーナ大会には、谷津の他、ゲスト選手として、ケニー・オメガ(AEW)、丸藤正道(ノア)、
里村明衣子(仙女)、CIMA(OWE)、T‐Hawk(同)、エル・リンダマン(同)、クロちゃん(安田大サーカス)が参戦することも決まった。

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