新型コロナウイルス感染対策で米疾病対策センター(CDC)が15日(日本時間16日)に出した今後8週間の50人以上による集会、イベントの中止、
延期勧告がボクシングのWBA・IBF統一バンタム級王者、井上尚弥(26)=大橋=も直撃した。米ラスベガスのマンダレイベイ・イベントセンターで4月25日に予定されている次戦、
WBO同級王者ジョンリール・カシメロ(31)=フィリピン=との3団体統一戦が勧告の期間に入るため。

「難しい。数日中に結論を出します」と、大橋秀行会長。試合会場の隣のホテルで従業員の感染が判明し、
マンダレイベイを含めラスベガスで多くのホテル、カジノを経営するMGMリゾーツが17日からの全施設営業休止を発表するなど、状況は非常に厳しい。

井上を共同プロモートする米大手プロモート会社トップランクはこれまで早期渡米や、無観客開催などで試合開催の道を探ってきた。
大橋会長にも無観客開催の打診があったが、両陣営とオフィシャル、テレビクルーだけでも約50人になるため会長はそれも無理だろうという見通しを示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200316-00010049-chuspo-fight
3/16(月) 19:23配信