「オープン戦、ソフトバンク10−2巨人」(10日、ペイペイドーム)

 巨人は昨年の日本シリーズで4連敗を喫したソフトバンクに、またも完敗を喫した。オープン戦とはいえ3引き分けを挟んで6連敗。9試合勝ち星なしとなった。
2勝7敗3分けは、中日と並んで最下位。

 期待の右腕がめった打ちにされた。開幕ローテ入りが内定している戸郷が先発したが、3回2/3を9安打10失点の大炎上。バレンティンにはバックスクリーンへ3ラン、
松田には2被弾。無観客の敵地に、「熱男〜」の雄たけびがこだました。

 四回を投げきれず、原監督が交代を通達。戸郷は「今まで調子自体は良かった分、悪かったのが一気に出た」と振り返り、前日に開幕延期が決まったことについて 
「心理的な面の影響もある」とも漏らした。

 打線はモタが2打数無安打で、トータル22打席無安打。一方で坂本、岡本がマルチ安打。九回には中島が3号2ランを放ち、一矢報いた。

 リリーフ陣でも明るい材料はあった。七回から登板したビエイラは最速161キロを計測し、3者三振で1回ピシャリ。八回は守護神デラロサが三者凡退で締め、
調子を上げてきた。

 ソフトバンクは新戦力のムーアが5回2安打無失点。打線も活発で松田が3安打4打点と存在感を示した。

デイリースポーツ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-00000096-dal-base
4回途中、10点を奪われ降板した戸郷。左は原監督
https://amd.c.yimg.jp/im_siggq94.uBsRFwbqhmlsGvIdyw---x881-y900-q90-exp3h-pril/amd/20200310-00000096-dal-000-2-view.jpg