2020年03月08日 16時00分
http://npn.co.jp/article/detail/200001922

TKOの木下隆行が所属する松竹芸能を3月15日に退所すると、5日わかった。
今後はフリーとして活動を続ける、相方の木本武宏は松竹にとどまり、コンビ解散も行わない。
木下は5日更新のツイッターで、「僕はフリーで木本は引き続き松竹芸能でTKOとしてこれからもよろしくお願いします」と報告。
木本も同日のツイッターで、「相方の木下が松竹芸能を辞める事になりましたがコンビは解散しません」と明言している。
木下と言えば、後輩芸人に対するパラハラや暴行が一部メディアに報じられており、松竹としても本人の素行不良を問題視した形と言える。
TKOはコンビ継続を明言しているものの、双方の所属立場が異なることになり、マネジメント関係の問題が生じるのは必至であろう。
過去の松竹芸人のトラブルはどのような結末を辿ったのか見てみよう。
オセロは1990年代から2000年代にかけて松竹芸能の稼ぎ頭として活躍してきた。
だが、徐々にソロ活動を強化し、2007年には松嶋尚美が個人事務所を設立した。
ただ、マネジメントは引き続き松竹が協力していた。
その後、2011年に中島知子が体調不良を理由にコンビ活動を休止すると、同居する女占い師による洗脳騒動が巻き起こる。
2013年3月に中島が松竹を退所するも、双方解散は否定した。
ただ、翌4月に2年ぶりに会い、話し合いの結果、解散を決定したと松嶋が発表した。
やはり、所属が異なる立場でのコンビ継続は難しかったのだろう。
現在もテレビで活躍するさらば青春の光も、もともとは松竹芸能の所属芸人だった。
しかし、2013年3月いっぱいで専属契約を解除されている。
東口宜隆(現・東ブクロが)、他事務所の先輩芸人である鬼ヶ島の和田貴志の妻だった女性と不倫関係に陥った素行不良が問題とされたようだ。
ただ、これは女性の側から言い寄られたとも言われており、東も最後まで「何かのドッキリ企画」だと疑わなかったという。
そうした点に同情も寄せられたのか、コンビはテレビで干されることなく、個人事務所を設立し活動を継続している。
彼らの場合は実力があったことに加え、コンビそろって独立を果たしたため、スムーズな活動が出来ているとも言えるだろう。
TKOはすでに木本が松竹残留を決めているのは、コンビ間で話し合いが持たれたものと見られる。

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TKO・木本武宏、木下隆行