新型コロナウイルスの感染拡大で影響が懸念されている東京オリンピックについて、
IOC(=国際オリンピック委員会)の委員が「今の状況なら開催できる」と明言した。

IOCの重鎮、ディック・パウンド委員は4日、NNNのインタビューに応じ、日本での感染の状況が
今の状態で推移するのであれば予定通り開催できるとの認識を示した。

ディック・パウンド委員「日本は1億人ほどもいる中で感染者は1000人ほどだ。それは現時点で深刻な問題ではない。
もし今日のこの時点で判断するならば東京五輪を中止する理由はない」

その上で、「今後はワクチンの開発状況や致死率の変化などを踏まえ最終判断することになる」と述べた。

また、日本への渡航を制限する国の選手が東京に来られない可能性については、
「渡航制限をする国が不参加になっても開催には影響しない」との認識を示している。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200305-00000086-nnn-int