ブラジルのボタフォゴに所属する元日本代表MF本田圭佑は公式戦出場に必要な選手登録手続きが完了し、ようやくデビューが可能な状態となった。ブラジル『ランス』が3日に伝えている。

 当初は今月1日に行われたボアヴィスタ戦での新天地デビューが見込まれていたが本田だが、その数日前になって登録が完了していないという問題が浮上。期限までに登録が間に合うことはなく、デビューを先送りすることを余儀なくされていた。

 だがその後、前所属クラブの属するオランダサッカー協会や日本サッカー協会との間に生じていた手続き上の問題も解決し、ブラジルサッカー連盟の選手リストに正式に名前が登録されたとのこと。これにより公式戦への出場が可能となった。

 ボタフォゴの次の試合は現地時間7日にアウェイのマラカナン・スタジアムで行われるフラメンゴとのダービーマッチ。本田はこの試合でデビューを飾ることも可能な状態とはなったが、あとはクラブの決断次第との見方も伝えられている。

 フラメンゴは州選手権のホームゲームの中継に関して放送局と合意しておらず、7日の試合はテレビ中継が行われない予定だという。そのためボタフォゴとしては、テレビ中継が行われ、セレモニー実施も可能な次節のホームゲームで本田をデビューさせたいという考えもあるようだ。

 パウロ・アウトゥオリ監督は先日、登録が完了すればフラメンゴ戦に本田を起用したいという意向を示していた。だが指揮官はクラブの決定を尊重する姿勢も示しているとのことだ。

3/4(水) 18:21配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200304-00365500-footballc-socc

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