北海道の鈴木直道知事は3日、
「道としてはこの見解を受け止め、まず本道の若者世代の皆様にこそ、うつらない・うつさない、といった意識を高めていただくよう、
強く訴え、取り組みを進めていきたいと考えている」とコメントした。

政府の専門家会議は北海道の状況について見解を発表。感染者数について、
北海道旅行の後で他の地域・海外で感染判明した人数を北海道全ての空港利用者数で割った数に感染リスクなどを掛け合わせ、
「2月25日の段階で940名ぐらい」(北海道大学の西浦博教授)とし、
確認されている感染者数(道内で77人、2日時点)の実に10倍以上も存在すると推測。

3日のAbemaTV『AbemaPrime』に出演したナビタスクリニック理事長の久住英二氏は

「(940人という数字は)一つの仮説に基づいて出された数値で、違和感はない。
中国のデータを見ても若い方が患者数全体に占める割合はすごく低いし、症状のない方がウイルスを運んでいなければ、
これだけの広がりは説明がつかない。
ただ、雪まつり会場で陽性になった方は40代の男性だった、50代、60代、70代の方も行かれたと思う。
だから若い方だけがフォーカスされるのには違和感がある」と話す。

その上で
「今も、この県で新たに感染者が見つかった、この県では初めての患者だ、といったことが速報として報じられているが、

もはや感染者に注目し、カウントしている時期ではない。

本当に感染を社会からなくすのであれば、皆さん、今日から2週間、一歩も家から出ないで下さい、という話になるが、
それでは、在宅医療を受けている方はどうするのか、そもそも家がない人はどうするのか、といった話になる。実際には不可能だ。
検査すればするほど感染者は見つかるわけだし、重症化しやすい方を早めに適切な治療に結びつけるということをすべきだ。

ニュースとしては流さざるを得ないのだろうが、ひとりひとりについて流すことで、

患者が出ること自体が問題であるかのように印象付けられてしまうので、報道のあり方は変えていって欲しい。

また、
何となく屋形船が悪い、ジムには行ってはいけない。卓球もダメ、という雰囲気になってきているが、決してそうではない。
行き過ぎると風評被害になる」と指摘。」と指摘。

https://news.livedoor.com/article/detail/17910747/