https://japan.techinsight.jp/2020/03/miyabi03031153.html
2020.03.03 14:50

俳優の比佐仁(38)がドラッグストアでのある出来事をツイッターに投稿したところ、「本当に困った人が居るものですね」「こんな時こそ助け合わないとダメですよね」と本人が驚くほどの大きな反響を呼んでいる。

「トイレットペーパーは中国から輸入されているので輸入が止まる」「マスク増産のおかげで、トイレットペーパーの材料がなくなる」などのデマを真に受けた人たちが、ドラッグストアや量販店でトイレットペーパーの争奪戦を繰り広げている。業界団体などが誤った情報だとして注意喚起を行っても買い占めの動きが収まらず、全国的に店頭でトイレットペーパーの品切れ状態が続いているようだ。客の中にはどこに行っても品切れで購入できず、そのイライラを店員にぶつける人がいるらしい。

刑事ドラマ『相棒』『絶対零度』シリーズに出演している俳優の比佐仁は、友人と訪れたドラッグストアでのある出来事をツイートしている。1日の『比佐仁(hisanotane)ツイッター』によると、ドラッグストアの店内で何かにキレた客が棚を蹴り商品が散乱。「あ〜あ〜あ〜」とその客と入れ替わるように店内に入った比佐仁らが、散らばった商品を棚に戻していた。すると他の用事で忙しそうな店員と目が合ったので「雑ですけどやっときます」と声をかけたところ、の店員が泣き出してしまったというのだ。

比佐仁のツイートは「店員さん、負けないで」「ヒトよ、恥を知れ」で終わっている。

この投稿のリプライ欄には「こういう時に、人の本性が現れますよね。店員さんもツライ思いをたくさんしたんでしょうね」「なんなの? 人として恥ずかしすぎる行動」「こんな時こそ譲り合い思い遣りを忘れたくないですね」や、「マスクなどを売る小売業の者です。貴方様のような行動をとって下さる方がいるだけで、とてもとても救われます。皆さま殺気立っている中、泣いてしまった店員さんの気持ちが痛いほどわかります」「ありがとうございます。私らも、毎日こんな目にあっています」と粗暴な客への怒り、比佐仁への称賛などが寄せられており、多くの反響を呼んでいるようだ。

比佐仁
https://office-morimoto.com/2019/wp-content/uploads/2019/07/5_jin-hisa5.jpg