2月26日、政府は今後2週間程度、大規模なスポーツ・文化イベントを中止もしくは延期、または規模を縮小するよう要請した。これを受け、EXILEやPerfumeは「政府に要請された方針に従う」として急遽、同日夜に予定していた公演を中止。他にも星野源、TWICE、劇団四季など多くのアーティスト、団体が公演中止を発表している。

政府がイベント開催について明確な方針を示したのは、この日が初めて。前日25日に発表した基本方針でも「全国一律の自粛要請を行うものではない」とし、開催の必要性を改めて検討するよう要請するに止まっていた。そのため関係者からは、戸惑いの声がTwitterに上がっていた。

能楽師・槻宅聡さんは「丸投げに等しい」とツイート。

「能・狂言を主催する側としては、一律の自粛は求めないのに、開催の必要性を検討してほしい、というのは判断を丸投げされたに等しい。中止すればチケットは払い戻し、会場へは使用料を、出演者には違約金を払わなければならない。この損害に耐えられる主催者でなければ開催するしか選択肢がない」

歌手の西川貴教さんも「なぁなぁ、で結局のとこライブとかイベントはやっていいの?あかんの?どっち?やっても怒られて、やめても怒られる... そろそろ政府でちゃんと決めて欲しい。『自己責任』は無責任ッスよ」とツイート。

「中止や延期の補填も当然なく、開催して感染者を出せば関係者全員が、先ず間違いなくメディアやネットで袋叩きにあうでしょう。そもそも国が検査すらまともに把握出来てないし、その検査も入院レベルの肺炎になってからじゃないと受けさせてもらえないので、熟考しています」

「会場は早くて2年前から手配がはじまり、お客様を入れずとも多くのスタッフを危険に晒します。一律に後ろにスライド出来るなら延期も即判断出来ますが、自己責任とされているので足並みは揃いません。保険もリスクを取って加入は難しいです」と、その内情を打ち明けていた。その後、3月のライブの全日程を延期する旨を公表している。

一方、前出の能楽師・槻宅聡さんは「3月15日まで国立能楽堂が主催する公演は中止するそうですが、貸し会場としての公演は主催者判断に任せるとのことです。悩ましいです」とツイート。26日、文部科学大臣からの要請を受けて、国立劇場や国立能楽堂などは主催公演の中止を発表しているが、能楽堂の貸劇場公演に関しては、主催者に問い合わせるよう求めていた。

2/27(木) 8:10配信ビジネスインサイダー
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1 Egg ★ 2020/02/29(土) 14:05:36.07
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