映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』(2018)が、29日の21時からフジテレビ系の土曜プレミアムで地上波初放送される。本作を観る前に押さえておきたい4つのポイントを紹介する。

◯『ランペイジ』もとはアーケードゲームだった!

本作は、1986年に発売されたアーケードゲームを実写映画化したもの。巨大生物が暴れて街を破壊しまくるというゲームの設定はそのままに、遺伝子実験の失敗によって巨大化したゴリラ、オオカミ、ワニといった動物たちが暴走する物語が展開する。

◯主演はロック様!

主人公の霊長類学者デイビス役を『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』『ジュマンジ/ネクスト・レベル』のロック様ことドウェイン・ジョンソンが務めた。ドウェインといえば元WWE世界王者で強靭な肉体を持つが、本作では、暴力を嫌う心優しいデイビスを熱演。共演は、『007』シリーズのナオミ・ハリス、『ウォッチメン』のマリン・アッカーマン、人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」のジェフリー・ディーン・モーガンら。

◯日本語版の吹き替え声優は?

日本語版では、数多くの作品でドウェインの吹き替えを担当した楠大典がデイビス役を担ったほか、ケイト役を本田貴子、クレア役を深見梨加、ブレット役を高木渉、バーク役を三宅健太、ラッセル捜査官役を若本規夫と豪華声優陣が名を連ねた。

◯本編にはゲーム版のオマージュも!

本編には、アーケードゲームの「ランペイジ」がちらりと映るなど、ゲームにまつわる隠し要素がある。巨大化したゴリラが赤いドレスを着た女性を食べるという展開がゲームにあるが、映画本編にはマリン演じるクレアが、赤いドレス姿でゴリラのジョージに襲われる場面がある。

2020年2月29日 7時05分
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