来月6日に行われる「第43回日本アカデミー賞授賞式」を開催する日本アカデミー賞協会は27日、新型コロナウイルス感染予防の観点から、
授賞式の一般客来場と報道各社取材の中止を決定したことを発表した。

 授賞式は開催するが規模を縮小し、受賞者、プレゼンター、協会代表役員など最小限の人数で行い、日本テレビ、ニッポン放送での番組は予定通り
放送される。授賞式の司会は、羽鳥慎一アナウンサー(48)と昨年「万引き家族」で最優秀主演女優賞を受賞した安藤サクラ(34)が務める。

 チケットを購入しての一般客観覧が安全を最優先として中止となったことで、所定の手続きにより払い戻しを行う。詳細は協会公式サイトに掲載した。

 協会は「政府、自治体、関係諸機関等から示される正確な情報のもと、感染防止策を講じて開催にあたります。ご理解を賜りますようお願い申し上げます」としている。

 同賞は日本映画界1年間の総決算として1978年から開催。今回は「キングダム」「新聞記者」「翔んで埼玉」「閉鎖病棟―それぞれの朝―」
「蜜蜂と遠雷」の5本が優秀作品賞に選出され、最優秀作品賞が授賞式当日に発表される。

スポニチ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200227-00000224-spnannex-ent