3月末をもってジャニーズ事務所を退所し、個人事務所「のんびりな会」を設立して独立することを発表した元SMAPの中居正広に対し、木村拓哉が22日、同事務所を通じてメッセージを送った。

木村のメッセージは「それぞれが決めたこれからの人生、お互いに前に進もう。」とわずか24文字のみ。もともと、確執がささやかれていた中居と木村。中居は21日の会見で木村についてコメントを求められると、「歌も芝居も自分の好きなことができていると思います。伝えることは直接するんじゃないかなって思います」と人ごと。

また「解散後に連絡を取ったことは?」と聞かれると、「全然ないですね。お会いしてないですし」と没交渉であることを明かした。

「同じジャニーズ残留組とはいえ、中居はMC業が中心で、木村は歌手・俳優業が中心。まったく接点を持つ必要がない。一部報道で、中居の送迎車がキムタクの初ソロライブの会場の駐車場にあったことが報じられたが、中居は会見で真っ向から否定しています」(スポーツ紙記者)

キムタク自らの提案で、SMAP曲をソロライブで熱唱のワケ

木村は23日放送のパーソナリティーを務めるTOKYO FMのラジオ番組に出演。今月8日に行ったソロライブで、自ら提案してSMAPの曲を歌唱したことを明かしたが、今後は堂々と“ひとりSMAP”としてのビジネスを展開できそうだ。

「ジャニーズから独立した『新しい地図』の3人、そして、独立する中居はもはやSMAPの歌を歌うことができず、歌えるのはキムタクのみ。これまでは、中居に気兼ねしていたところがあるが、今後はそうする必要もない。SMAPのセルフカバーアルバムを発売すれば、ファンがこぞって買うだろうからヒット作になりそう。キムタクにとって、中居の退所はまさに万々歳といえそうです」(音楽業界関係者)

こんな状況だけに、ファンが切望するSMAPの再結成はさらに遠のいたのかもしれない。

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(2020/02/25 06:00)