テレビ朝日の亀山慶二社長(61)の定例会見が25日、東京・六本木の同局で行われた。

 席上、亀山社長は同局系バラエティー番組「10万円でできるかな」の宝くじ企画に浮上している「やらせ疑惑」についてコメントした。

 「スクラッチくじの当たりの傾向を研究するために事前に宝くじを購入していたのは確かです。ただ、当たりくじを事前に購入することは不可能。
事前にスクラッチ部分を削って、当たりを確認する作業をしたことはありません」と同社長は説明した。

 「やらせ」が指摘されたのは10万円分の宝くじを買ってどれだけ当選するかを検証する人気企画で、実際は10万円以上の金額が投入されていたと
いうもの。

 また、同番組の深夜帯放送時代の企画「10万円ランド」で10万円で土地を借りてキノコ栽培を試み、キノコが育たなかったため、スタッフが
スーパーでシメジを購入。接着剤で地面に張り付けていたという一部報道については認め、「これは不適切な演出であり、視聴者の皆様、
関係者の皆様には深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

報知新聞社

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