2020年2月24日

 布啓一郎監督(59)が就任して初めてのリーグ戦を迎えたサッカーJ2松本山雅FC。愛媛FCを相手に終始落ち着いた試合運びで、鬼門だった開幕戦で2−1の逆転勝利を飾った。山雅は今季の公式戦初勝利。二十六日にはルヴァン・カップグループステージ第二節があり、埼玉スタジアム2002(さいたま市)で浦和レッズと戦う。

 (松本貴明、野村和宏)

◆鈴木、阪野選手コンビ決める

 今季の公式戦初戦となったルヴァン・カップのセレッソ大阪戦(十六日)で得点したコンビが再び輝いた。先制された4分後、FW阪野豊史選手が強引に右サイドを突破し、「あいつならここにいるだろう」と、MF鈴木雄斗選手へのパスでゴールをアシスト。その19分後に今度は鈴木選手が「トヨ君(阪野選手)が見えたので」と、ニアサイドでの阪野選手のゴールを呼び込んだ。

 プライベートでも仲が良く、練習では互いに高い要求をし合う。開幕戦という独特の緊張感の中、アウェーで先制されて引き分けでも悪くはない結果だが、新たな山雅の「武器」が逆転勝ちを呼び込んだ。

     ===== 後略 =====
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