2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は17日、世界へ発信する五輪とパラ共通の大会スローガンを「United by Emotion」(感動で、私たちは一つになる)に決めたと発表した。
感動で人々がつながることで、国籍や宗教、障害などさまざまな壁を越えて、互いを認め合うことができるという思いを込めた。

 大会モットーは大会主催者が世界と共有したいアイデアやコンセプトの本質をとらえ、大会が掲げるビジョンを研ぎ澄ました3〜5のシンプルな英語のメッセージのこと。1924年のパリ大会からは
長らく「より速く、より高く、より強く」が共通モットーとして使用されてきたが、1988年のソウル大会から各大会ごとに独自のモットーを使用するようになった。

 昨年6月から7人の元選手や有識者らで構成された「大会モットー選定委員会」が計3回の会議を開いて案を出し合って決定。選定委員で女優の草刈民代(54)は
「和の心というか、心を一つにというイメージ。本当に日本にふさわしいモットーだと思う」と話した。なお、モットーを広く発信するための映像も制作され、シンボルとして
女子テニスの大坂なおみ(22)が起用された。

スポニチ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200217-00000171-spnannex-spo