「練習試合、阪神−楽天」(16日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

阪神・藤浪晋太郎投手が今年2度目の実戦登板に臨み、3回を3安打2四球2失点。対戦したのは13人で、すべて左打者だった。
球場スピードガンの最速は152キロを記録。制球面やフィールディングなどで課題を残した。

山本昌臨時コーチが見守る中、1点ビハインドの四回から3番手で登板。「藤浪、頑張れ〜!」。ファンの大声援を受けて、マウンドに上がった。

1イニング目の四回は先頭・小郷を152キロで遊飛。続く代打・岡島も150キロで中飛に打ち取った。続く小深田にはカットボールを中前に落とされた。
続く1番辰己の打席では一塁けん制を続けるなど、走者を警戒して最後はカットボールで見逃し三振に斬った。

2イニング目の五回は先頭・山崎に149キロを中前にはじき返され、田中への6球目に二盗を許した。
さらに暴投と四球で無死一、三塁とピンチを広げ、銀次の遊ゴロ併殺の間に失点。続くルーキー黒川は左飛に抑えた。

3イニング目の六回は先頭の代打・藤田を150キロで遊ゴロに打ち取ったが、続く小郷に四球、岡島の右前打で1死一、三塁。続く小深田にセーフティスクイズ(結果は犠打失策)を決められ、2点目を献上。
藤浪の一塁送球も乱れた。なおピンチは続いたが、続く1番辰己は二ゴロ併殺に斬った。

藤浪は9日の日本ハムとの練習試合(宜野座)で今年初登板初先発し、2回を無安打2四球無失点。
最速157キロを計測し、復活への兆しを見せていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200216-00000058-dal-base
2/16(日) 14:07配信