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2020.2.12 04:00

NHKの阿部渉アナウンサー(52)が、3月30日から平日夕方の報道・情報番組「ニュース シブ5時」(月〜金曜後4・50)のメインキャスターに内定したことが11日、分かった。

主婦や若者らの視聴者が多いテレビ各局の夕方ニュース戦争の中でついに“真打ち”が登場。阿部アナは過去、紅白歌合戦の白組や総合司会だけでなく、「ニュース7」や「おはよう日本」のメインキャスターを務め、2016年リオ五輪の開会式中継も担当し、百戦錬磨のベテランだ。

豊富な実績と安定感あふれるアナウンス力で17年6月、同期の武田真一アナ(52)らと局内アナのトップ、エグゼクティブアナに就任。現在は情報番組「ごごナマ」(月〜金曜後1・0)の金曜を除く司会を船越英一郎(59)、美保純(59)と担当しているが、今回の異動に伴い後任には小松宏司アナ(43)が内定した。

複数の局内関係者は、阿部アナの抜てき理由について「東京五輪・パラリンピックにも、不測の事態にも、最も安心して任せられる文字通りのトップアナ」と説明。加えて「人柄も温厚で、人望もある」と最大限の期待を寄せている。

同局では、3月30日から桑子真帆アナ(32)が「おはよう日本」、和久田麻由子アナ(31)が「ニュースウオッチ9」のメインキャスターに内定。大シャッフル人事の全容は、13日に正式発表される。

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