「フィギュアスケート・四大陸選手権」(7日、ソウル)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、プログラムを五輪連覇を達成した平昌五輪でのものに戻した羽生結弦(ANA)は自身が持つ現行基準の採点での世界最高記録を更新する111・82点を記録し、首位に立った。

 SPはショパンの「バラード第1番」。シーズン中では異例のプログラム変更後、最初の大会で冒頭の4回転サルコーで4・43点という驚異的な加点を得る出来栄えで成功。4回転トーループ−3回転トーループも4・21点が加点された。

 曲と調和した優雅な滑りで会場を魅了すると、後半の3回転アクセルも美しく決め、3・77点加点。スピン、ステップは全てレベル4と非の打ち所のない演技で大歓声を浴びた。採点を見届けるキスアンドクライでも納得の表情を見せていた。

 18−19年シーズン以降の採点方式では、SPの史上最高は羽生が18年11月のロステルコム杯で記録した110・53点だった。今季では羽生のライバル、ネーサン・チェン(米国)が出した110・38点がベストだった

2/7(金) 21:58配信 デイリースポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200207-00000153-dal-spo

写真
https://amd.c.yimg.jp/amd/20200207-00000153-dal-000-1-view.jpg