約12年間も司会を務めていた、『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)から勇退することが発表された、みのもんた(75)。
みのは4月の番組リニューアルに合わせて勇退し、爆笑問題の田中裕二(55)が後任になることが決まった。

キー局関係者が話す。「みのの勇退は高齢による体調面もありますが、ギャラの問題もあったんでしょう。
現在は、全局で番組制作費の削減がキツくいわれていますからね。

たとえばフジテレビでは、“1番組につき年間制作費を2〜3億円減らせ”との指令がているといいます。
CMの出広額は数年前に比べて激減していますから」

昨年電通が発表した「2018年日本の広告費」によると、地上波テレビ広告費は1兆7848億円の一方、
インターネット広告費は5年連続2桁成長の1兆7589億円で、テレビの背中をとらえているのだ。

「広告をネットにとられ、テレビの予算が大幅に削られる中で、ギャラの高い大物司会者の首も寒くなっているわけです。
テレビ界では、一度決めたギャラは下げられないという通例がありますからね」(前同)

となると、“クビ斬り”はみのに限ったことではない。制作会社関係者は話す。

「特にTBSは3月、月曜日の19時から22時まで大胆な打ち切りを敢行します。
アンジャッシュの渡部建(47)がMCを務める『名医のTHE太鼓判!』、くりぃむしちゅーの有田哲平(48)が司会の『人生イロイロ超会議』、
南海キャンディーズの山里亮太(42)の『メイドインジャパン!』、そして坂上忍(52)が司会を務める『1番だけが知っている』が軒並み終了。全滅です」

また、6年連続年間視聴率三冠王を獲得した日本テレビも、他人事ではない。

「改編に向けての会議で、視聴率の上がり目のない2つの老舗番組の終了が検討されたそうです。
それは、堀尾正明(64)がMCを務める『誰だって波瀾爆笑』と、久本雅美(61)がMCの『メレンゲの気持ち』です。
結果的には、昨年、堀尾の熟年不倫疑惑が報じられたことも問題視され、『波瀾〜』のほうが打ち切られることが決まったとのことです」(前出のキー局関係者)

お笑い“ビッグ3”もビートたけしも“クビ斬りリスト”に名を連ねてしまったという。
この続きは現在発売中の『週刊大衆』2月17日号で。
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