世界的ピアニスト、ピーター・ゼルキン氏死去…小沢征爾さんらと共演
2/2(日) 18:17 読売新聞オンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200202-00050127-yom-ent


 【ニューヨーク=橋本潤也】米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、バッハなどの古典から現代音楽まで幅広いレパートリーで活躍した
世界的な米国人ピアニスト、ピーター・ゼルキン氏が1日、膵臓(すいぞう)がんのためニューヨーク州レッドフックの自宅で死去した。72歳だった。

 ニューヨーク生まれ。ドイツの名バイオリニスト、アドルフ・ブッシュを祖父、20世紀を代表するピアニスト、ルドルフ・ゼルキンを父に持つ音楽一家に育った。1966年に19歳でグラミー賞の最優秀クラシック新人賞を受賞。
20代の一時期に世界各地を放浪し、音楽活動から離れたが、復帰後は小沢征爾さんら世界的な指揮者と共演を重ね、武満徹さんら現代作曲家の信頼を得て精力的に作品を初演した。
昨年11月には東京公演を予定していたが、健康上の理由で中止になっていた。

(おわり)


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https://www.nytimes.com/2020/02/01/arts/music/peter-serkin-dead.html