1敗同士で優勝争いのトップを並走していた前頭4枚目の正代(時津風)と同17枚目の徳勝龍(木瀬)が直接対決し、徳勝龍が5日連続となる突き落としで正代を破り、1敗を死守。13勝1敗で単独トップに立ち、初優勝に大きく前進した。26日の千秋楽で勝つと、00年春場所の貴闘力以来、20年ぶり2度目の幕尻優勝となる。

 打ち出し後に千秋楽の取組が発表され、徳勝龍が結びの一番で大関貴景勝(千賀ノ浦)と、正代が前頭2枚目の御嶽海(出羽海)と対戦することになった。 

 千秋楽結びの一番に平幕が出場するのは1972年初場所で大関清国を破って初優勝した前頭5枚目の栃東以来48年ぶり。平成では1度もなく、昭和では2例のみという珍事。徳勝龍と同じ幕尻だった貴闘力が優勝した00年春場所千秋楽は、12勝2敗だった貴闘力は結びから4番前に雅山と対戦。勝って2敗を守って優勝し、結びの一番は優勝の可能性を残していた3敗の横綱曙が横綱貴乃花と対戦していた。

1/25(土) 19:11配信
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