クリーンな聖火リレー…トーチに初めて水素利用
2020/01/24 22:38
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20200124-OYT1T50320/


 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は24日、聖火リレー用トーチに、燃料として水素を五輪史上初めて利用すると発表した。水素は燃やしても、二酸化炭素などの温室効果ガスを排出せず、「クリーンエネルギー」と呼ばれる。
 水素のトーチは、五輪の聖火リレーが始まる福島県、水素の燃焼技術を提供したトヨタ自動車がある愛知県、開催都市の東京都で使われる。一部は、福島県浪江町の工場で製造される水素が使われる。

 このほか、国立競技場(東京都新宿区)で行われる五輪とパラの開閉会式の聖火台と、大会期間中に東京臨海部に設置される聖火台でも水素を利用する。