HEAT事務局・志村道場・日本拳法同心会館
『HEAT46』
2020年1月19日(日)東京・ニューピアホール

【フォト】このアーツの右ローキックで楠は崩れ落ちた

▼第8試合 HEATキックルールスーパーヘビー級ワンマッチ 3分3R
○ピーター・アーツ(オランダ/Kー1 94、95、98王者)
KO 2R 0分28秒 ※右ローキック
●楠ジャイロ(TEAM JAIROKUSUNOKI/元JーNETWORKヘビー級王者)

アーツはK-1で3度優勝を成し遂げ、20年近くも世界トップクラスに君臨したレジェンド。
”20世紀最強の暴君”の異名をとった。
2013年のGLORYで”引退試合”を行うも、15年の大晦日にバンナの代役でMMAルールの試合に緊急参戦した。
17年にはオランダで”母国の引退試合”を行ったが、「65歳まで試合が出来たら」と現役を続ける気満々で、今回HEATに参戦することになった。

楠はプロボクシングで8勝(4KO)4敗の戦績を残してキックボクシング&MMAに転向。
昨年11月のHEATでは、マイティ・モーを延長戦の末に判定で破っている。今年3月にはバンナとキックルールで対戦し、ローキックでKO負け。今回が再起をかけた大一番だ。

1R、アーツが積極的に手を出し、ワンツーから右ハイ、突き放して左ハイと大技を連発。ガードを固める楠はガードを固め、打ってこいとばかりにカモンジェスチャー。
アーツを挑発する。アーツの打ち終わりに楠が左右フックを振るうとアーツは後退。右フックがアーツの横顔をとらえると、アーツは表情を変え動きを止める。
下がりつつ距離を取るアーツは、左ジャブから右ロー、呼び込んで左ヒザを突き上げるが、ジャイロは大振りの左右フックを見せながら前進しプレッシャーを強めていく。

2Rに入ると、開始早々にアーツが強烈なワンツーをヒット。顔面を打ち抜かれた楠はヨロヨロと青コーナーへ後退し、座り込むようにダウンを喫する。
立ち上がった楠へアーツが襲い掛かり、ガードの上のワンツーからつなげた右ローキックを打ち込むと、苦悶の表情を見せながら楠が2度目のダウン。
レフェリーが即座に試合を止めると、アーツがKO勝利に歓喜の声を上げた。

KO勝利を収めたリング上でマイクを握ったアーツは「ミナサン、コンバンハ!」と日本語で挨拶。そして「日本に戻って来られてうれしく思います。
皆さんが応援に来てくれてうれしい。ありがとうございました」と、観客へ感謝の言葉を述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200119-00000008-gbr-fight
1/19(日) 22:00配信

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