1月18日(日本時間19日)アメリカ・ネバダ州ラスベガスのT-Mobileアリーナにて『UFC246』が開催され、メインイベント・
ウェルター級ノンタイトル戦で1年3か月ぶりにUFCに復帰した”UFCの問題児”コナー・マクレガー(31=アイルランド)が
ドナルド・セローニ(36=アメリカ)をわずか1R40秒でTKO勝利した。

マクレガーは2016年11月にアルバレスに勝利し、フェザー級に続きライト級王座を獲得しUFC初の二階級同時保持王者と
なったが、マクレガーのバス襲撃事件の問題で王座剥奪。18年10月にそのベルトを取り返すべく再びライト級タイトルマッチに
挑むもヌルマゴメドフ(ロシア)に一本負け。今回、再起戦を見事完勝で飾った。

マクレガーは開始とともに突進し左ストレート。かわされ組みつくと左肩でセローニの顔面を突き上げ、肩での攻撃(肩パンチ)数発。
更に左ヒザ蹴りを側頭部にヒット。セローニは鼻から出血するが、なおも攻撃を止めないマクレガーは左ハイキックでグラつかせると
左ストレートでセローニはマットに崩れ落ち、マクレガーはパウンドを連打。レフェリーが試合を止めた。

セローニはこれまで36勝のうちKO勝ち10、一本勝ちは17ある激闘王と言われる強豪だが、マクレガーは何もさせず秒殺勝利となった。

マクレガーは試合後のマイクで「最高です、歴史を作ってます。最速のKO、フェザー級、ライト級、そして今ウェルター級で最短の
勝利かな。(肩パンチは)相手はあまり予測してなかったと思う。だから当たった。ウェルター級であいつをこんな感じで止められた奴は
いなかったと思う。チャンピオンとして再び君臨していきたい。またここから始める。歴史に刻みたい。みんなこれから楽しみにしてくれ。
この階級大好き。きっと神も私がここで戦うことを望んでいると思う」とライト級からウェルター級に上げベルトを狙っていくとした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200119-00000003-gbr-fight