日本サッカー協会の田嶋幸三会長(62)は16日、U−23アジア選手権(タイ)で史上初の1次リーグ敗退に終わったU−23日本代表の森保一監督(51)の去就に関して「今まで通り、全く変わらない形でサポートしていくつもり」と続投させる考えを示した。
 
 3戦未勝利だった同代表チームの戦いについて、東京都内で取材に応じた田嶋会長は「全く満足できない」と厳しく指摘しつつ、「負けることも絶対にプラスになる。次のプラスにしなければいけない」と語った。
 
 ただ、今夏に五輪本大会を控え、A代表との兼任による負担増は否めない。これまではA代表最優先の方針で両代表の強化を進めてきたが、田嶋会長は「森保監督を一番いい形でどうサポートしていくか決断しないといけないかもしれない」と述べ、両代表の活動が重なる今年3月は五輪代表の指揮を優先する可能性も示した。

1/16(木) 19:25配信
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