美空ひばり聖地消滅のピンチ! 不肖の長男の8億円借金苦

テクノロジーを駆使してよみがえった美空ひばりが新曲を披露する。紅白歌合戦が頼りにするのは今も彼女なのだ。ところが、そんな盛り上がりをよそに、ひばりの「聖地」が売りに出されていた。売主は、長男の加藤和也氏(48)だ。

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 東京は目黒区青葉台。お洒落な男女が行き交う代官山からほど近い一角に、「東京目黒 美空ひばり記念館」がある。「ひばり御殿」と呼ばれた彼女の居宅をそのまま使ったメモリアル施設だ。

 記念館は予約制になっており、来館者はプライベートな“ひばりワールド”を満喫できるようになっている。リビングには彼女が愛用していたグランドピアノやソファーなどが残され、仏間には、ファンからの手紙が山のように置いてある。聞けば、ひばりが現役の頃からの付き人2人と、料理係の女性が今もお給料をもらいながら、暮らしているという。まるで、30年前から時間が止まったままのような場所なのだ。そんな「ひばり記念館」が、土地ごと売りに出されているとの噂が業界で立ったのは、ここ数カ月のこと。

 記念館の関係者が言う。

「売却に向けて動いていたのはひばりプロダクションの加藤和也社長です。希望価格は14億円で、なぜか急いでいるとのことでした」

 知られているように、加藤氏はひばりの実弟(加藤哲也)の長男で、7歳でひばりと養子縁組。弱冠17歳の時に「ひばりプロダクション」の社長に就任している。1989年にひばりが亡くなると、10億3千万円余りを相続。まだ10代でありながら、一生お金に困ることはないと思われていたのだったが……。

年利15%の高利で
 加藤氏が相続したひばりの遺産は、大きく分けてひばりプロダクションと不動産がある。ひばりプロダクションは、テレビやCMから入ってくる著作権、カラオケの歌唱印税、またメモリアルコンサートで得られる収入、ファンクラブ(約2200人)の会費などがある。信用調査機関によると、年商は1億数千万円。加藤氏の年収はかつて数千万円にのぼったと見られる。

 一方、不動産では最も大きなものが、現在のひばり記念館の土地建物だ。敷地面積が563平方メートルと、「御殿」と呼ばれただけあるが、不動産の登記簿謄本からは、意外な過去が見える。パチンコ機メーカーなどから、億単位の資金を借りてきたことが記されているのだ。

 そうした経緯の中でも、問題なのは、2017年の4月に借りた金だ。不動産金融で知られる「アサックス」が極度額6億1千万円の「根抵当権」を付けている。これは極度額の範囲なら何度でも借り入れと返済ができるという契約だ。さらに、同年6月には極度額を7億1千万円に引き上げ、9月にはさらに8億円までアップしている。また、加藤氏は、同時期に世田谷区にある自宅マンションも、その借金の「共同担保」に入れている。02年に購入した2億円の物件だ。

1/12(日) 11:02配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200112-00602050-shincho-ent

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