第96回東京箱根間往復大学駅伝復路(3日、箱根・芦ノ湖−東京・大手町、5区間=109・6キロ)青学大が2年ぶり5度目の総合優勝を果たした。総合連覇を狙った往路4位の東海大に3分22秒差をつけてスタート。山下りを任された6区(20・8キロ)の谷野航平(4年)が2分21秒、7区(21・3キロ)の中村友哉(4年)が2分1秒、8区(21・4キロ)の岩見秀哉(3年)が2分差まで迫られた。

 それでも9区(23・1キロ)の神林勇太(3年)が区間賞の好走で3分42秒と一気に差を広げ、最終10区(23・0キロ)のアンカー、湯原慶吾(2年)にたすきをつなげた。終わってみれば、芦ノ湖から一度も首位を譲らず、2位以下に大差をつける圧勝。往路2区から復路7区まで、6区間連続の新記録が生まれた超高速レースを制した。

 1920(大正9)年の第1回から100年の節目を迎えた大会だった。今季は昨年10月の出雲で5位、11月全日本で2位に終わった青学大が、前回総合5連覇を阻まれた東海大へのリベンジに成功し、常勝軍団に返り咲いた。

1/3(金) 13:23配信