ジャニーズ事務所の滝沢秀明副社長(37)が2日、東京・帝国劇場で本紙などの取材に応じ、
7月9日に死去したジャニー喜多川社長が昨年初めて夢の中に出てきて、背中を押してくれるような言葉をかけてくれたというドラマチックな実話を明かした。

帝国劇場では、アイドルグループ「King&Prince」(通称キンプリ)の平野紫耀(22)、永瀬廉(20)、高橋海人(20)が主演する舞台「ジャニーズ・アイランド」を昨年12月8日から上演。
ジャニーさんの金言「ショー・マスト・ゴー・オン」の本当の意味を知るため、本人役で出演するJr.メンバーが、12月の先にあるユートピア「13月」へ旅に出るという筋立てになっている。

演出補佐として舞台をつくり上げた滝沢副社長は毎日、会社にあるジャニーさんの遺影に業務報告するそうだが「たまに呼ぶんですけど、何にも反応がなかった」という。
ところが昨年末、和歌山・高野山にお墓参りに行こうと決めていた前日に、突然夢枕に立った。

「うれしかったですし、本当に不思議でしたね。『僕のやり方にこだわらないで、もっと新しいことをやりなさい』と言われた。自分が思っていたことと違うことを言われたので、正しいかどうか分からないですけど、気持ちはスッキリしました」 
 
滝沢副社長は「何を迷っているんだ? 世界をちゃんと見なさい」というメッセージを受け取ったと感じたという。「性格上、遠慮がちな部分が多いので、後押しをしてくれたのかなという思いです。
ようやくジャニーさんを感じることができて、そのあとお墓参りに行って約束しました」と打ち明けた。

ジャニーさんが追い求めていたのは、世界に通用するジャニーズ・エンターテインメント。滝沢副社長は、やっと夢の中で会えた恩人の言葉を胸に
「日本のJr.をスターにしていくという意味で、いろんなことにチャレンジして2019年以上に盛り上げていきたい」と決意を新たにした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200103-00010002-chuspo-ent
1/3(金) 4:00配信