ピストンズ戦で右脚下部を負傷、現時点で負傷者は7人に

 米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁は26日(日本時間27日)、敵地ピストンズ戦を鼠径部の打撲により5戦連続で欠場。今季すでに2度対戦しともに勝利を収めている相手だったが、102-132で敗戦。今季2度目の2連勝はならず、ロード4連戦を1勝3敗で終えた。

 怪我人続出中のウィザーズにさらなる打撃だ。今度はエースのビールが負傷した。この試合の第3クオーター(Q)にベンチでストレッチをする様子が見られたビールは、残り5分50秒にジョーダン・マクレイとの交代でベンチに下がると、第4Q開始前にロッカールームに下がり、その後はプレーしなかった。

 地元放送局「NBCスポーツ・ワシントン」の試合後の会見でスコット・ブルックスHCは、「ビールは右脚下部に痛みを感じたため試合に戻らなかった」と話し、明日ビールがどう感じるか見てから検査すると付け加えた。怪我の重度などの詳細な情報は今のところ発表されていない。

 ビールは今季ここまでリーグ6位の一試合平均28.3得点、4.9リバウンド、6.8アシストを記録しているウィザーズの大黒柱。ここまで2年連続でオールスターに選出されており、今季も出場が有力視されている。

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