元日本代表MFの本田圭佑(33)が24日に帰国した。今季は引き取り先が見つからず、浪人生活を送っていた本田は11月6日、オランダ1部のフィテッセに入団。

 過去の人・本田のオランダ行きは、CSKAモスクワ時代の恩師スルツキーがフィテッセの監督だったことで実現した。

 しかし、本田が加入してからもチーム状況は好転せず、指揮官が解任されると本田も居心地が悪くなり、結局4試合に出場しただけで帰国前日の23日、正式に契約解除がアナウンスされた。

「東京五輪で(23歳以下の年齢制限のないオーバーエージ枠で)プレーしたい」と公言してはばからない本田。そのためにも所属クラブは不可欠である。現在、スペインの地元メディアが「2部ラスパルマスと交渉中」と報じている。

 日本代表時代のチームメートだったMF香川とFW岡崎がスペイン2部でプレーしており、本田が加われば<かつて一世を風靡した日本代表ビッグ3がスペイン2部に参集>と話題になる。戦力的に興味はなくとも、移籍金なしで獲得できる本田に触手を伸ばすクラブがあっても不思議ではない。

「スペイン1部のレガネスの名前もスペインでは挙がっています。このレガネスの指揮官は元日本代表監督のアギーレ。本田とは良好な関係だったし、本田の代理人をやっている実兄・弘幸氏からアギーレにコンタクトを取ってもおかしくはない。もし、アギーレ率いるレガネスに加入することになったら、守備的MFとしてプレーするでしょう。アギーレは日本代表監督時代に『ケイスケはボランチでも十分使える』と話していましたから」(サッカー関係者)

 本田自身も東京五輪には<ボランチでプレーしたい>意向を持っているという。年明け早々にひょっとするかも――。

12/27(金) 12:00配信
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