水の色が赤くなるからくりは実にシンプルで、電極から溶け出すわずかな鉄イオンが水中の酸素やアルカリなどで酸化鉄や水酸化鉄の結晶になり、さらに足の古い皮脂やほこりや気泡などで目に見える大きな塊(フロック)になって水に色が付くからです。
いわゆる赤水と同じで、条件によって色も変わります。電極から溶け出す鉄イオンはほんの1mg程度で、電極はほとんど変化しないので、まるで足から何かが出たように見えてしまいます。