京都サンガF.C.は23日、FWピーター・ウタカ(35)がヴァンフォーレ甲府から完全移籍にて加入することを発表した。メディカルチェック後に正式契約となる。

ナイジェリアとベルギーの二重国籍を持つウタカは、2003年にベルギーのK.パトロ・アイスデン・マースメヘレンでキャリアをスタートさせた後、国内やデンマーク、中国クラブなどを渡り歩き2015年に清水エスパルスでJリーグデビュー。日本ではこれまで、サンフレッチェ広島、FC東京、徳島ヴォルティスでもプレーしており、今年から甲府に加入していた。

今シーズンは、明治安田生命J2リーグ40試合20ゴールをマーク。得点ランキング4位に名を連ねている。

京都に加わるウタカは「このたび京都サンガF.C.と契約に至ったこと、嬉しく思っています。新たな環境、新たなチームメイトとクラブスタッフ、そしてサポーターの皆さんとお会いできるのが今から楽しみでなりません。京都の皆さん、宜しくお願いします!」と挨拶し、甲府に向けては以下のようにコメントした。

「ヴァンフォーレ甲府のスタッフ、チームメイト、クラブにかかわるすべての方々に心から感謝します。皆さんにはとてもお世話になりましたし、ピッチ内外で皆さんと過ごした時間は忘れません」

「そして一番大切な、サポーターの皆さん。皆さんの声援を受け、皆さんためにプレーすることができたこと、感謝しています。ウタカ、ゴール!ウタカ!ウタカ!のチャントも作っていただき、ありがとうございました。皆さんのことはこの先も決して忘れず大事に想っています」

甲府は今シーズン、レギュラーシーズンのリーグ戦を5位で終えてJ1参入プレーオフに進出。1回戦ではウタカの得点により4位・徳島と1-1で引き分ける健闘を見せたものの、レギュレーションにより惜しくも敗退となっていた。

GOAL 12/23(月) 17:55配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191223-00010029-goal-socc