第61回日本レコード大賞(主催日本作曲家協会)は16日、東京・赤坂のTBSで13賞41組に対する表彰式を行い、秋元康氏(61)が優秀作品賞を史上最多の4作品で同時受賞した。

それぞれプロデュースも手掛けた欅坂46の「黒い羊」、AKB48の「サステナブル」、乃木坂46の「Sing Out!」、日向坂46の「ドレミソラシド」を作詞したことに対して。

秋元氏は受賞式に初めて出席。スピーチで、「61回ということで、私も61歳になりまして、生まれた時からレコード大賞を見ておりました。
そして、20代前半だったんだと思うんですけど、(放送作家として)レコード大賞の台本も書きました」とレコ大への親しみを強調した。

そして「非常に深い関わりのあるこの日本レコード大賞の一翼を担えて本当にうれしく思います。本当に光栄に思います。どうもありがとうございました」と頭を下げた。

優秀作品賞10曲のうち、1人で4曲を受賞したのは史上最多。1996年に安室奈美恵(42)の「Don’t wanna cry」、
華原朋美(45)の「I’m proud」、globeの「DEPARTURES」の計3作品でプロデュースなどを手掛けた小室哲哉氏(60)を超えた。

今回でAKB48は通算11回目の出場となり、優秀作品賞を受けたのは10年連続。日向坂46は初受賞となった。乃木坂46は、「公式ライバル」のAKB48も果たせなかった3連覇が懸かる。
達成すれば、01〜03年の浜崎あゆみと、08〜10年のEXILEに続いて3組目の史上最多連続記録となる。

大賞を決める最終審査会は30日。令和初の頂点を計10組で競う。大賞候補の優秀作品賞はほかに、「ECHO」Little Glee Monster、
「片隅」三浦大知、「純烈のハッピーバースデー」純烈、「大丈夫」氷川きよし、「P.A.R.T.Y.〜、ユニバース・フェスティバル〜」DA PUMP、「パプリカ」Foorinも受賞。

30日はTBSが「第61回輝く!日本レコード大賞」の番組名で午後5時30分から生中継する。

https://news.livedoor.com/article/detail/17535972/
2019年12月17日 4時1分 スポニチアネックス