日本代表MF堂安律が所属するPSVは16日、マルク・ファン・ボメル監督の解任を発表した。後任には下部組織の統括責任者であるエルネスト・ファベル氏が就任する事も併せて発表された。

 1999年から2005年までPSVでプレー経験のあるファン・ボメル氏はオーストラリア代表アシスタントコーチを経て2018年に古巣の監督に就任した。就任1年目の昨季はリーグ戦2位となるも、今季は17節を終えた時点で首位アヤックスから10ポイント離された4位、またヨーロッパリーグ(EL)でもグループリーグで敗退するなど結果を出すことが出来なかった。

 なお解任の決断は15日に行われたフェイエノールト戦後(1-3で敗退)に決定されたようだ。クラブでGMを務めるトーン・ゲルブランズ氏は「PSVは本来、選手同士がお互い助け合うクラブであるはずがここ数ヶ月はそうではなかった。またELでの敗退も決定を下す一つの要因となった」と決断した理由を説明した。

 今回のファン・ボメル監督解任は堂安にとってどのような変化となるのだろうか。リーグ戦9試合連続スタメンとファン・ボメル監督の下ではレギュラーとして定着していた堂安だが、新体制でも引き続き先発でプレーする事が出来るのだろうか。

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