ロシアのプーチン大統領は9日、世界反ドーピング機関(WADA)の処分に関し、「ロシアはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服を申し立てる十分な根拠がある」と主張した。訪問先のパリでの記者会見で述べた。

 ロシア反ドーピング機関(RUSADA)が19日に開く予定の会合で、CASへの不服申し立てを決める可能性が強まった。

 プーチン氏は会見で、WADAの決定に関し、「五輪憲章に違反する部分がある」などと述べ、「決定にはスポーツや五輪とは関係のない政治的な判断が働いているように思われる」と批判した。

12/10(火) 10:37配信
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