小林薫、携帯待ち受け画面を「子供の写真にするやつ大っ嫌い」と語っていたのが子ども誕生で自身も…
2019年12月8日 14時34分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20191208-OHT1T50143.html


 俳優の大森南朋(47)、小林薫(68)、田中哲司(53)が、8日に放送されたフジテレビ系「ボクらの時代」(日曜・前7時)に出演。子ども談議に花を咲かせ、小林は子供が生まれて性格が激変したことを明かした。

 子どもが生まれる以前、小林は「昭和の男」の典型だったという。大森は「昔だって、『携帯(の待ち受け画面)を自分の子供の写真にするやつ大っ嫌いなんだ』とか言ってましたもんね」と切り出し「そのころもっと怖かったですもん、顔つきというか」と当時を振り返った。

 しかし、子供が生まれると性格が豹変。小林の携帯の待ち受け画面は子供の写真に変わった。田中は「一番変わったのは薫さんだもんね、子供生まれて。『そんな変わっていいんだ』ってちょっとほっとしたんです。(携帯の)待ち受け(画面)を(自分の)赤ちゃんにしてもいいんだとか。ありえないじゃないですか」と笑いながら語った。

 小林は「58(歳)で(子供を)産んでさ」と切り出すと「普段連絡を取ってないようなディレクターにも『正月早々なんでございますが、あの実はですね』って連絡かけまくってるの、普段連絡とらない人に」恥ずかし気に語りながら、思い出し笑い。

 さらに続けて「テンションが高くなってるわけよ。だから抑えろって言われた、事務所に。『この人にはまだ連絡してない』とか。アドレナリンが出ているんだなって思ったけど」と当時の興奮を語った。また、出産にも立ち会ったそうで「(立ち会えたのは)運よくっていうか、偶然だったんだけど。その時に『立て続けにあと何人か行くぞ』とか言った記憶があるんですよね」と振り返り、「でも冷静になって考えたらそれは無理だと思って」と苦笑した。

 小林が子供の話を人前ですること自体がありえないことだったそうで、田中が「昔飲んだ時に犬派?猫派?みたいな話になったんですよ。そしたら(小林が)『男がそんな話するんじゃねえよ』って怒りだしたんですよ。えっ、犬好きとか猫好きとかも言っちゃいけないんだって思って」と犬や猫の話をするのも怒り出す始末だったという。これを聞いて小林は「俺、毎日犬の散歩しているけどね」と苦笑いしながら語った。

 当時について小林は「同じことを自分でも思ってて、昭和の生まれじゃないですか。ど真ん中ぐらいの」としたうえで「そうすると、そういう人前で抵抗があったんですよ、子供の話をするとか」とポツリ。「(子供の話などを)男はするもんじゃないっていうぐらいの昭和観がものすごくあるので」と振り返った。そして「俺、その祟りだと思うんだよね。だから、昔言ったことの祟りがいろんな意味で帰ってきて」としみじみ語った。


(おわり)