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2019/12/08(日) 12:21:45.83ID:I3UB+h4c9【写真】渋野日向子の写真を全部見る
最終戦リコーカップの4日間で誰よりピリピリしたムードを漂わせていたのが鈴木だった。初日は15番で風を読み間違えてボギーとし、スコアを伸ばせずイーブンパーで終了。
「私は風が読めません。キャディさんに任せています。15番は『左から』と(キャディに)言われて。左に打ち出したら、流されて左の林の方に。私のミスじゃないだけに、腹が立ちました。この分、取り返せよ、って思います」
ホールアウト後の記者会見での発言を、スポーツ紙などはキャディに対する叱咤激励のように報道していたが、現場で耳にした限りでは、自身の責任を転嫁する“暴言”にも受けとれた。
さらに2日目はことごとくパットがカップに嫌われ、17位タイに後退。溜息ばかりでなく、賞金女王争いに関して弱気な発言を繰り返した。
「なるべく自分が稼いで終わりたいとは思う。あとは、誰か(渋野とは)違う人に優勝してもらって……とにかく、そこに賭けたい」
一方の渋野日向子も笑顔が少なくなり……
一方、2日目を終えて3位タイにつけていた渋野は3日目以降、笑顔が少なくなり、ショットをミスすればクラブに当たるような仕草も目立った。渋野の父・悟さんはこう語る。
「うまくいかない時に、怒りを態度に表すことは、私も大事なことだと思っています。それが気持ちの切り換えにつながる。彼女がソフトボールをやっていた頃からそう伝えていました」
最終日、渋野は最終18番でバーディを決め、2位タイで飛躍の1年を終えた。女王の称号は逃した(2位)ものの、全英の賞金総額を含めれば、獲得賞金は約2億2500万円となり、事実上は2019年で最も稼いだ女子ゴルファーとなる。
また鈴木は初日、2日目の不規則発言の反響を受けて反省したようで、17年以来、2度目の賞金女王が確定した直後の会見では自戒を込めてこう話した。
「今週は思うようにいかなくて、キャディさんに対してラウンド中も当たってしまうことがあった。賞金女王が懸かっていなければここまでイライラすることもなかった。渋野さんの追い上げが怖かった」
両者は畑岡奈紗(20)と共に、世界ランキングによって決まる来年の東京五輪代表を争う立場にある。渋野は来年の目標として「東京五輪で金メダル」を挙げた。ライバル物語はより苛烈になってゆく。
12/8(日) 6:00配信文春
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191208-00016926-bunshun-spo
写真
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