アイルランドのロックバンド「U2」が4日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで13年ぶりの来日公演を開催した。

 2500万枚以上のセールスを記録し、全米アルバムチャートで9週連続1位に輝いたアルバム「ヨシュア・トゥリー」(1987年発売)を完全再現した世界ツアーの一環。2017年にスタートし、12月15日のインド・ムンバイ公演までに欧州、北米、南米、メキシコ、オセアニア、アジアで約300万人を動員する予定だ。

 冒頭から「サンデイ・ブラッデイ・サンデイ」や初期の代表曲5曲を立て続けに披露したボーカルのボノは「コンバンハ!!アリガトウ、日本の子供たちのために平和を維持しよう!世界に向けて平和への祈りを捧げよう』と呼び掛けた。

 その後、8K映像が投影される巨大スクリーン(約60×14メートル)が設置されたメインステージで、「ヨシュア・トゥリー」の完全再現パートへ。収録曲「約束の地」「終わりなき旅」など、アルバム収録順に11曲を披露してファンを酔わせた。

 同公演は5日も行われる。

12/4(水) 22:41配信 中日スポーツ
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